【あなたの貯金…大丈夫?】円安で、じわじわ生活が削られています

今日は、円安について、かなり生活者目線で書きます。
投資の話ではなく、もっと身近な話です。
スーパーで買い物をしていて、以前と比べて、明らかに高い。
ガソリンを満タン入れるのに、躊躇してしまう。
海外サービスのサブスクやAIツールの課金が、地味に重い。
こういう感覚、ありませんか。
私は、かなりあります。
ニュースでドル円の数字を見るたびに、また円が弱くなっているのか、と感じます。最近は1ドル160円台という数字も珍しくなくなってきました。少し前なら、かなりインパクトのある水準だったはずなのに、今はどこか慣れてしまっている自分もいます。
でも、ここで慣れてしまうのは、けっこう怖いことだと思っています。
なぜなら、円安は、ニュースの中だけで起きている出来事ではないからです。
私たちの生活費、仕事道具、学びのコスト、そして貯金の価値にまで、じわじわ効いてくる話だからです。
円安は、円で買える力が弱くなること
円安という言葉は、聞き慣れていますが、いざ説明しようとすると少しややこしいです。
一言で言うと、円安とは、円の価値が下がることです。
もっと生活に寄せて言うなら、同じ1万円でも、海外のものを買う力が弱くなっている状態です。
たとえば、1ドル100円だったときは、1万円で100ドル分のものを買えました。
でも、1ドル160円になると、1万円で買えるのは約62ドル分です。
同じ1万円なのに、海外のものを買う力はかなり落ちています。
これが、輸入品の価格に反映されます。
食品。
エネルギー。
ガソリン。
海外ソフト。
AIツール。
クラウドサービス。
全部、どこかで為替の影響を受けています。
もちろん、価格が上がる理由は円安だけではありません。原材料費、人件費、物流費、世界情勢、いろいろあります。
でも、円安がその負担を押し上げる要因になっているのは間違いありません。
ここが、会社員としても、副業をする人としても、見逃せないところです。
貯金しているだけでは、安心とは限らない
昔から、日本では貯金がかなり強い選択肢でした。
収入の一部を貯める。
無駄遣いをしない。
堅実に現金を持つ。
これは、今でも大事です。
私も、生活防衛資金は絶対に必要だと思っています。急な出費、病気、仕事の変化、家族の事情。現金があることで守られる場面は、たくさんあります。
ただし、ここで考えたいのは、全部を円だけで持っていて本当に安心なのか、ということです。
円の価値が下がると、通帳の数字は変わっていなくても、買えるものが少しずつ減っていきます。
100万円は100万円のままです。
でも、その100万円で買えるものが、数年前より少なくなっている。
これ、けっこう静かなダメージです。
株価の下落のように、画面上で赤く表示されるわけではありません。
暗号資産のように、毎日大きく上下するわけでもありません。
だから気づきにくい。
でも、スーパーのレシートを見たとき、サブスクの請求を見たとき、旅行費用を調べたときに、じわっと効いてきます。
ここが、私は怖いと思っています。
投資を焦る前に、まず偏りを見てみる
では、円安だからすぐに投資しましょう、という話なのか。
私は、そこまで単純には言いたくありません。
焦って投資を始めるのは危険です。
誰かがすすめているから買う。
SNSで盛り上がっているから買う。
今買わないと置いていかれる気がするから買う。
これは、かなり危ないです。
投資は、自分で考えて、自分のリスクで行うものです。
だから、まずやるべきことは、投資商品を探すことではなく、自分の資産と支出の偏りを見ることだと思っています。
今、自分の資産はほぼ円だけなのか。
毎月払っているサービスに、ドル建てや海外由来のものはどれくらいあるのか。
値上げされたとき、どこまで許容できるのか。
生活防衛資金はいくら必要なのか。
余剰資金はいくらなのか。
このあたりを一度見るだけでも、かなり違います。
私自身、AIツールをたくさん使っています。
海外サービスも使います。
ドル建ての課金もあります。
だから、円安は遠い話ではありません。
仕事や発信を続けるための道具代にも関わってきます。
ここを考えずに、なんとなく毎月支払っていると、気づいたときにかなり重くなっている可能性があります。
会社員こそ、お金の置き場所を考える時期かもしれない
会社員として働いていると、毎月の給料は基本的に円で入ってきます。
これは当たり前のようで、実はかなり大きな前提です。
収入も円。
貯金も円。
生活費も円。
将来の不安も円で考える。
この状態は、わかりやすくて管理しやすい一方で、円そのものが弱くなったときには、かなり影響を受けやすいとも言えます。
もちろん、だからといって外貨や株や暗号資産に全振りする必要はありません。
むしろ、全振りは怖いです。
大事なのは、選択肢を持つことだと思っています。
円の現金。
生活防衛資金。
投資信託。
外貨建て資産。
自分で稼ぐ力。
副業や発信。
こうしたものを、少しずつ組み合わせていく。
そして何より、自分で考えることです。
お金の話は、正解を人に丸投げすると危ないです。
ただ、考えないまま放置するのも、同じくらい危ない。
だから今日は、投資の銘柄をすすめたいのではなく、自分の資産が円に偏りすぎていないか、一度見てほしいと思っています。
それではここで、今日のタスクです。
今日、ひとつだけやるなら、毎月の支払いを見返してみてください。
海外サービス。
AIツール。
サブスク。
ガソリン代。
食費。
この中で、円安や物価高の影響を受けていそうなものを、3つだけ書き出してみてください。
そして次に、自分の資産が円だけに寄りすぎていないか、ざっくり確認してみてください。
完璧な判断はいりません。
まず、見えるようにする。
そこからです。
あなたが稼いだ、大事なお金です。
不安にあおられて動くのではなく、見て、考えて、少しずつ行動していきましょう。
それでは、次回のおおかみ通信もお楽しみに!
図解師★ウルフ
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