【なぜ今コミュニティー?】イケハヤさんのセミナー…学びが深すぎました

昨日、イケハヤさんのセミナーに参加してきました。
テーマは、「なぜ、いまコミュニティなのか」。
いや、本当に、学びが深かったです。
コミュニティが大事だ、という話は、これまでも何度も聞いてきました。
私自身も、「展知」というコミュニティを運営していますし、CNPトレカの交流会も続けています。
なので、自分なりに、コミュニティの良さは分かっているつもりでした。
でも、今回のセミナーを聞いて、少し見え方が変わりました。
なぜ、AIが広がり、仕事も発信も、どんどん効率化される時代に、コミュニティの価値が上がるのか。
なぜ、人は、わざわざ時間を合わせて集まるのか。
なぜ、役に立つ情報が、すぐ手に入る時代なのに、特定の人や場所に、愛着を持つのか。
このあたりを、かなり体系的に教えていただきました。
一応、明鏡コミュニティ限定のセミナーでしたので、内容を詳しく再現することはできません。
今回は、セミナーの解説ではなく、そこで学んだことを、自分の会社員生活や、コミュニティ運営に重ねて、私がどう感じたのかを書きます。
結論から言います。
効率化が進むほど、「あなたでなければいけない関係」の価値は、上がります。
AI時代に必要なのは、役に立つ人になることだけではありません。
代わりのきかない関係を、少しずつ育てることです。
仕事の世界では、代わりがきく
会社では、私たちは、それぞれ役割を持っています。
資料を作る。
数字をまとめる。
お客様へ説明する。
予定を調整する。
チームを管理する。
その役割を、できるだけ早く、正確に行うことが求められます。
これは、悪いことではありません。
むしろ、会社が安定して動くためには、とても大切なことです。
担当者しか分からない仕事ばかりでは、誰かが休んだだけで、全部止まってしまいます。
手順を整える。
仕事を標準化する。
別の人でも、同じ結果を出せるようにする。
会社員として働いていると、こうした改善を求められる場面は、かなり多いですよね。
私自身も、業務改善や自動化が好きなので、できるだけ、誰でも回せる仕事へ変えたいと思っています。
ただ、仕事を機能だけで見ると、そこには、少し厳しい面もあります。
同じ役割を、同じ品質でできる人がいれば、交代できる。
もっと速くできる仕組みがあれば、人がやらなくてもいい。
つまり、仕事上の機能だけで見れば、私たちは、代替可能な存在になりやすいんです。
そして、AIは、この流れを、ものすごい速さで進めています。
文章を書く。
画像を作る。
会議の内容を要約する。
大量の資料から、必要な情報を探す。
問い合わせへの回答案を作る。
以前なら、人が時間をかけていた仕事を、AIが、数分で終わらせるようになっています。
便利です。
私も、毎日、かなり助けられています。
でも、便利さだけを見ていると、少し怖くなることもあります。
自分が、速く資料を作れること。
きれいな文章を書けること。
情報を整理できること。
それだけを、自分の価値だと思っていたら、AIが同じことを、もっと速くできるようになったとき、何が残るのでしょうか。
役に立つ情報だけなら、AIで足りる
今は、分からないことがあれば、AIへ聞けます。
副業の始め方。
文章の書き方。
仕事の効率化。
コミュニティの運営方法。
一般的な答えなら、本当に、すぐに返ってきます。
しかも、かなり分かりやすい。
これからは、情報を持っているだけでは、差がつきにくくなります。
あなたが知っている情報と、私が知っている情報の差は、どんどん小さくなっていくでしょう。
では、情報を教える人には、価値がなくなるのか。
私は、そうは思いません。
ただし、「正しい情報を教えてくれるから」という理由だけでは、選ばれにくくなると思います。
同じ情報でも、この人から聞きたい。
この人の経験を通して、聞いてみたい。
この人が悩みながら試している姿を、見ていたい。
そんな感情が、今まで以上に大切になります。
これは、発信でも同じです。
AIで、平均点の高い文章は作れます。
でも、平均点の高い文章が増えるほど、「この人は、なぜ、これを話しているのか」が気になります。
どんな失敗をしたのか。
何に悩んでいるのか。
なぜ、それでも続けているのか。
そこに、その人らしさが出ます。
そして、人は、正しさだけではなく、その人の背景や、考え方や、温度へ、少しずつ愛着を持つのだと思います。
コミュニティは、情報を取る場所ではない
私は以前、コミュニティの価値を、少し機能的に考えすぎていたかもしれません。
最新情報を得られる。
分からないことを質問できる。
同じ目標を持つ人と出会える。
もちろん、これらも、大切な価値です。
でも、それだけなら、もっと速いサービスや、もっと情報量の多い場所が出てきたときに、簡単に置き換えられてしまいます。
コミュニティの本当の価値は、情報の量ではありません。
時間を重ねる中で、「この人がいるから、ここへ来たい」と思える関係が育つことです。
例えば、私が続けている、CNPトレカの交流会。
ルールを知るだけなら、説明動画を見れば分かります。
対戦だけなら、オンラインのアプリでもできます。
効率だけを考えれば、わざわざ同じ時間に集まる必要はありません。
それでも、実際に集まると、対戦結果だけではないものが残ります。
最近、どうですか、と声をかける。
初めて参加した人へ、ゆっくりルールを説明する。
うまくいかなかった対戦を見ながら、次は、こうしてみましょうと、一緒に考える。
勝った人も、負けた人も、その場で笑う。
こうした時間を重ねると、「この人と、また遊びたい」という気持ちが生まれます。
この人がいるから、参加したい。
この場所だから、戻ってきたい。
これは、単なる機能ではありません。
その人でなければ成立しない、代わりのきかない関係です。
コミュニティ「展知」でも、同じことを感じています。
AIの最新情報だけなら、もっと速い場所は、いくらでもあります。
でも、同じように試している人がいる。
失敗しても、「私も、そこで止まりました」と言ってくれる人がいる。
小さな挑戦を見てもらい、「それ、いいですね」と反応してもらえる。
大きな成果がなくても、今まで続けてきたことを知ってくれている。
こうした積み重ねが、「ここにいていい」という感覚を作ります。
私が、コミュニティを運営していて、うれしいのは、情報を渡せたときだけではありません。
誰かが、初めて作ったものを見せてくれたとき。
別のメンバーが、その挑戦に反応してくれたとき。
そこから、新しい会話が始まったとき。
そういう瞬間に、「コミュニティを続けていてよかった」と感じます。
効率の悪い時間が、人間性を取り戻す
AI時代には、効率化が必要です。
私も、面倒な作業は、できるだけ自動化したいと思っています。
毎日のPodcastも、台本、音声、メルマガ、画像、投稿まで、できるだけ仕組みでつなげようとしています。
ただ、効率化して生まれた時間を、さらに別の作業で埋めるだけでは、少し寂しいですよね。
速く終わったから、もっと仕事を増やす。
AIで文章が作れたから、投稿数を増やす。
自動化できたから、さらに別の自動化を作る。
まさに、私は、こうなりがちです。
効率化が好きなので、空いた時間を見ると、つい、次の作業を入れたくなります。
でも、本当は、その時間を、人との関係へ使ってもいいんですよね。
誰かの話を、少し長く聞く。
最近、反応できていなかった人へ、コメントする。
オンラインで知り合った人に、実際に会いに行く。
いつも助けてもらっている人へ、ありがとうと伝える。
自分が受け取ったものを、今度は、別の人へ返す。
これらは、短期的には、成果が見えにくい行動です。
売上が増えるわけでもない。
作業が終わるわけでもない。
数字へ表しにくい。
効率だけで考えると、後回しにしたくなります。
でも、その一見、効率の悪い時間が、人との愛着を育てます。
何度も話した。
困ったときに、助けてもらった。
自分の挑戦を、見ていてくれた。
うれしいときに、一緒に喜んでくれた。
こうした記憶は、別のサービスへ移れば、そのまま手に入るものではありません。
時間をかけて育てたからこそ、代わりがきかないんです。
今日、1人だけ思い浮かべてください
それではここで、今日のタスクです。
あなたが参加している会社、コミュニティ、オンラインの集まりを、1つ思い出してみてください。
そして、その中から、1人だけ、顔を思い浮かべてみてください。
まだ、ほとんど話したことがない人でも、かまいません。
いつも投稿を読んでいる人でも、かまいません。
助けてもらった人。
最近、挑戦している人。
少し気になっている人。
その人へ、今日、1つだけ行動してみてください。
短いコメントを送る。
「最近、どうですか」と聞いてみる。
「いつも、ありがとうございます」と伝える。
投稿へ、ひとこと反応する。
大きなことをする必要はありません。
コミュニティへ参加することは、名刺を増やすことではありません。
役に立つ人を、たくさん集めることでもありません。
自分を、役割だけで見ない人と出会うこと。
そして、自分も、誰かを、役割だけで見ないようにすることです。
AIが、たくさんの機能を代わってくれる時代だからこそ、人間は、人との関係を育てることへ、もう少し時間を使ってもいい。
機能と効率だけでは作れない関係を、今日から、1つずつ育てていきましょう。
最後にお知らせです
AIを学ぶだけではなく、一緒に試し、失敗し、小さな挑戦を見てもらえる場所がほしい方は、コミュニティ「展知」を、のぞいてみてください。
情報だけでは作れない、ゆるいつながりを、一緒に育てていけたらうれしいです。

